AmazonでセールやってるんだけどKindleだけだから紙書籍派は悔しい……金持ちになったらハヤカワとちくま文芸と講談社文芸を棚に並べて読まずに死ぬんだ……
昨日一日ほやくんやってて親愛スト読みながらスノウとホワイトのこと考えてたんだけど孤独が欲しかった方じゃ無い側に孤独が与えられたの皮肉すぎて一生反芻できるスルメみたいに美味しい。別にスルメ好きではない。液体がおいしい。読書ってなかなかに孤独な行為だと思うんだけどお互いが手に取るように何をしているかわかってしまうあの双子にとっては意味がないんだろうし周囲だってあの二人のことを明確に区別してたわけじゃないだろうから何がなんだかなと思った。あの二人はいつでもセットだし送られたラブレターだってなんだってどちらかを区別はしていなかったんだろう。二人にとっても互いが地続きすぎたんだろ。それでラストに殺し合ってしまったのはどちらが悪いと思うって賢者に問いかけるの質問えっぐー!って思った。だってこの賢者生前のホワイトのこと知らないし。所詮スノウが生み出した都合の良い理想像としての幽霊としか思ってないし。残酷だよ。死ぬってそういうことじゃん。音のない雪原で彼はずっと死んでるんだ。鏡に写った青白い横顔がそっぽを向いてゾッとしてろよ。孤独よりも先に恐怖に支配されて、家中にある鏡を割って回るようになるからさ。